初めての秋田駒ケ岳〜お天気に恵まれて最高の登山(秋田県仙北市)

下山途中で阿弥陀沼と避難小屋、そして秋田駒ケ岳

いつかは登ってみたい山のリストに、随分前から書き込んでいたもののなかなか行く機会がなくて行けずじまい。

秋の紅葉シーズンまで八合目の登山口へのマイカー規制があるため少し躊躇してました。それが、天気予報と天気図を見たら週末晴天予報、それとマイカー規制が解除されて車で行ける初めての週末と重なったことから、これは絶好のチャンス!

急遽行ってまいりました。2024年10月26日から27日です。25日の夜に仙台を出発し途中で車中泊、登山口駐車場についたのが26日朝8時ころとなりました。駐車場にはすでに半分くらいの車が止まっていて、やはり人気の高さが伺えますね。

そこから新道と呼ばれる登山道を阿弥陀沼まで登り、初めに男岳へ。すでに登山道からは眼下の田沢湖や山々が見えていたのですが頂上からは更にぐるっと見渡せる景色。そこに約1時間ほど滞在して次のピーク秋田駒ケ岳(男女岳)へ向かいます。

一旦阿弥陀沼へ下るのですが、ここもきれいな良い場所。避難小屋にもお邪魔しました。二階建ての小屋の二階はとてもきれいに保たれていて、いつか泊まってみたい!と心に誓いました。頂上から沈む夕日と朝のご来光が楽しめそうです。

そして、目的の秋田駒ケ岳頂上へ。

さすが秋田県の最高峰だけあります。360度見渡せる絶景が待っていました。八幡平の向こうには八甲田連邦、左へ岩木山と白神山地の山々、森吉山、眼下に田沢湖と角館と大仙市市街地、更に奥には大きな鳥海山、その遠くには月山、左に栗駒山、左の遠くには根室山、そして眼下に盛岡市街地のビル街と早池峰山、最後に岩手山、とほとんど登った山々が見渡せすごく楽しめました。

この景色を見るだけで来た甲斐がありました。山に登るたびにきれいな景色と地球の大きさを知ることが出来ます。

さて、次はどの山に登ろうかな?

登山の後は温泉に入ってそのまま沈む夕日を眺めてました

程々の家暮らし方鑑賞マニュアル〜今年も南天の実がなりました

南天の実が赤く色づきました

こんにちは、染井吉野です。

秋も本番を迎え、日暮れの時間が早くなるのが寂しく感じられるこの頃です。

我が家の小さな庭、春先に手入れをしたものの約半年の間ほったらかしにしていたので、雑草という名の小さな植物たちが繁茂する状態。先週末はキャンプ道具や登山道具の手入れなどの時間のため家に居ることにしました。

まとまった時間が作れたのでこれから迎える冬と来春までの間、きれいな庭にしたくなり手入れを行いました。

猫の額ほどの我が家の庭ですが、思いの外雑草達が活躍して一日で終える予定が二日かかってしまいました。おかげでいい運動です。

スッキリした庭の鉢植えの南天の木に今年も実がなっているのを確認。冬になるとこの実を食べにヒヨドリが訪れます。まだこれから迎える秋なので食物も豊富らしくヒヨドリたちは訪れていません。

程々の家にかけているすだれと南天の実を写真に収めてみました。どちらも程々の家に似合いますね。

程々の家とともに訪れる秋を鑑賞

この時期のキャンプは富士山〜ふもとっぱらキャンプ場

夜明け前の富士山は浮世絵のようです

今年もこの時期がやってきました。

ダイヤモンド富士を見ながらのキャンプ三昧。秋のキャンプと言えばこれが毎年のお楽しみとなりました。

向かったのは2024年10月9日から12日まで、三泊四日のふもとっぱらキャンプ場です。10月に入ってから秋雨前線が本州を停滞していて、そこに台風が合流。なかなか計画しにくい日が続きましたが、天気予報とにらめっこしてやっと前線が南に下り西から高気圧がやってくると言う天気図を見て結構しました。

チェックイン当日、まだ前線の影響が残って雨と強風。雨の中テントを張り、いざタープとトライしたところあまりの強風でタープがなかなか立ちません。仕方なくタープは諦め地べたに広げるだけにしました。この調子では夜も風雨と思い、テント泊を諦めて急遽車中泊に変更。テントはタープ代わりに日中を過ごし、夜は車に横になり就寝。車の中なので風雨は全く感じず返ってグッスリ寝ることができました。

翌朝は雨が止んだものの雲と風が残り、期待いていたダイヤモンド富士は見ることはできませんでした。でも幸いに、明日からは晴天の予報。もう二日あるので明日以降に期待しましょう。

今年のふもとっぱらで嬉しかったことが一つ。昨年まで平日のお風呂は入れませんでしたが今年から平日でも13時からお風呂に入ることができました。これは嬉しい。昨年までは、近くの温泉まで移動して入っていたのでそのような面倒くささは無くなりました。初めて入るお風呂場ですが、湯船も広く洗い場も12人分くらいありました。キャンプではいつもお風呂は翌日午前中に入るルーティンなので、13時過ぎに入らせてもらいゆったりお湯に浸かり汗を流すことができました。

そして翌日と翌々日は連続してダイヤモンド富士!

富士山の反対側の毛無山に映る影富士を見ながら、頂上から日が昇るのを待ちます。この時間がなんかワクワク。朝露に濡れて少々寒いのですが、太陽が顔を出した途端、あったかい!テントについた朝露も次第に蒸発していきました。

今年も来たよ〜!と、心のなかで叫びました。

慌てて撮ったデジカメのピントが合わず、この画像で想像してもらえたら嬉しい

念願かなって立山登山〜頂上からの展望が素晴らしい(富山県立山)

念願かなって北アルプスの立山(室堂)に到着

昨年から計画していた北アルプスの立山に来ました。

ここは登山口にある室堂、駅から出るとすでにそこはアルプスです。明日はあの山を登ります。とりあえず今日は雷鳥沢キャンプ場に一泊なのでキャンプ場を目指します。

明日はキャンプ場から反時計回りで縦走

キャンプ場に着いてテントを張ったら明日の登山のために早めに就寝。頂上は雲に隠れていますが明日晴れてくれないかな?

富士ノ折立へ向かう峰ですでにこの絶景

天気予報通り朝から晴天で山が見えます。朝6時45分にテント場から登頂開始。

1つ目の山の途中から見た室堂平です。昨日ついた駅があるか遠くに見えます。また、向こうには日本海と能登半島まで見渡せました。

1つ目の富士ノ折立に登頂

やっと1つ目の富士ノ折立に登頂。

素晴らしい絶景です。360度山々と雲海。すでに遠くに富士山も見えました。

次はあの赤い屋根のある大汝山です。

次に目指すのは大汝山

へとへとになりながらも無事大汝山に登頂!やったー!

ついに3000mを超えました!人生始めての3000mの山です、いや〜、素晴らしい景色。

この景色を忘れたくなくて随分と長く停滞しました。

ついに3000mを超えました!やったー!

足元には昨日歩いて渡った黒部ダムが。

眼下には黒部ダム

そして最後は雄山に到着、ここも3000mを超える高さ。ちょうどお昼を過ぎた頃なので休憩していたら一瞬で雲の中に。

天候がこれ以上悪くなる前に、十分景色も堪能したので長居はしないで下山を開始しました。

最後は雄山に登頂

キャンプ場に戻ったのは15時を過ぎていました。流石に疲れました。この日は、夕食も食べずにそのまま寝ることに。

明日は立山を見ながらキャンプで過ごすので、下からの景色は明日のお楽しみに。

三日目は終日紅葉を見ながらキャンプして過ごします

昨日早く寝たおかげで日の出前に目が覚め日の出を待っていました。テント場からはまだ暗いうちから登山に向かう人も、登山道にはヘッドランプの明かりもちらほら。

三日目はキャンプ場で過ごすのでゆっくりとした朝を迎えました。そういえば立山は紅葉が始まっているとの情報でしたので紅葉も楽しめることができました。

午前中はテント場の近くの雷鳥沢ヒュッテに行き温泉に入り昨日の汗を流しました。とってもいい温泉でした。

午後はテント場を散策したりしてのんびり。夕方には紅葉に夕日が染まりきれいなアーベントロートが見ることができました。

明日は黒部ダムを観光して下山します。

3泊4日の登山でしたが、初めての立山で興奮した他に山頂から見た景色が綺麗で忘れられません。

とても良い思い出ができました。