宮城県の低山登山〜体力落ちたなぁ

クルマが遥か下に見えます

2025年3月22日、なんか一気に春になる予報です。そう言えば、花粉症がひどくならないなぁ、って思っていたらついにこの日から花粉症!

クルマで山へ移動中にクシャミと目のかゆさ、そして鼻水が垂れ流し状態に!ああ、やっぱり。

桜の開花はまだ先のようですが、これだけ春日和だとやっぱり山に行きたいです。で、向かった先は宮城県丸森町にある岩岳です。標高500m足らずの低山ですが、足慣らしにはちょうどいいかも。

でも、侮るなかれ、中腹からいきなりの急登。何度も休みながらの登頂でした。

山頂からの景色はやっぱり楽しい、すぐお隣の鹿狼山や深山、白い頂きとスキー場が印象的な蔵王連峰。足元には角田市。

しばらくこの眺めを見ていたかったのですが、ものすごい強風で早々に撤退を決め下山しました。

ブルーとホワイトのバイカラーが〜美ヶ原の冬登山(長野県)

美ヶ原の中央にある美しの塔から王ヶ頭ホテル

この冬、どっか山登りたいな〜、どっかないかな〜

そんな思いを巡らせたら、そうだ!冬の美ヶ原がいいじゃない!?映像で何度も見たことあった!

2月9日に登りました。冬季期間は県道でしか行けません。無料駐車場についた瞬間からすでに真っ白な銀世界。

この夜に色ってある?って感じの真っ白です。

到着したのが朝の9時。太陽がまだ低い位置にあり、気温は何とマイナス10度でした。無風の澄んだ空気にダイヤモンドダストが舞っています。これですね、冬は。

登山の準備をして美ヶ原の先にある王ヶ頭を目指して出発!

すぐに山元小屋について右に曲がりいよいよ美ヶ原です。するとどうでしょう!美しの塔と王ヶ頭にあるホテルとアンテナ群が飛び込んできました。

こんなに近くに見えるなんて驚きです。それもそのはず、美ヶ原はあたり一面牧場となっていて遮るものが何もないんです。

近くに見えるんですが、コースタイムは1時間もかかります。

それにしても濃い空の青と雪景色のコントラストの素晴らしさよ!パノラマビューがきれい!

進んでは立ち止まりを繰り返してこの景色を眺めては、次第に近づく美しの塔とホテルを確認してテンションが上りまくりです。

厳冬期の日本百名山ですが、こんなにラクしていいのでしょうか?

目指す王ヶ頭とその先の王ヶ鼻の山頂に立ちました。標高2000m超えだけあって絶景が舞っていました。富士山も雄大な姿を見せていました。

一方、南アルプス、中央アルプス、北アルプスの山々は雪雲を被ってその姿は見えませんでした。次回来ることがあれば是非みたいです。

残念ながらアルプスの山々は雲の中
厳冬期の2000mの山は初めて

三度目の筑波山登山と関東平野の夜景〜その後寝込みました

寒いよ〜〜

今年で三度目の筑波山登山。関東平野の夜景とスカイツリー、ビル街のきれいな夜景を見るのが毎年の登山納となりました。

今年は前日に南隣の小町山にも登ることができてラッキー。

筑波山当日は大寒波が来ているらしく、とぉ〜〜ても寒い日でした。おまけに頂上は強風が吹き荒れています。

お昼はバナーを諦めて頂上にある食堂へ逃げ込みました。こうしてあったかい食事がとれるのも筑波山のいいところですね。

夜景はバッチリ!

夕日に浮かぶ富士山から広い関東平野の夜景とその遙か先にはスカイツリー、そしてビル街の明かり。

そこにはいつもの夜景が広がっていました。

強風の中ひたすら1時間待った甲斐がありました。

ですが、その日の中になんだか体がだるくなってきて、温泉に入って車中泊したものの翌日からカンゼンに風邪をひいいたようです。

なんとか仕事納めまで努めてから大晦日まで飲まず食わず、3日間は寝込んでしまいました。

低山とは言え冬山、三度目と言う経験から気が緩んだのが反省点となりました。

下りの途中にある美ヶ原から

筑波山登山の前乗り登山〜小町山登頂

筑波山が見えました

筑波山登山の予定当日、天気予報では夕方にかけて雲が出るらしい。

せっかく関東平野の夜景を楽しみにしていたのに見れないのは残念なので、筑波山を一日延期してその分お隣の小町山に登りました。

ちょうど筑波山からは南隣となっていて、前回の時に筑波山からでなくてもこちらの山からでも関東平野の夜景が見えそうと、気になっていました。

それに、山頂近くの駐車場から往復約2時間のコースです。足慣らしにはちょうどいい。コースもハイキングコースで楽しかったです。

頂上からの景色は開けたところがなかったのでちょっと微妙。駐車場が一番眺めが良かったのですが夜間は閉鎖するらしく夜景はやはり無理っぽい。

明日は筑波山だ。

絶景を求めて〜阿武隈山地の最高峰登山(福島県田村市)

頂上は自衛隊基地の中

寒い季節の登山は仙台から日帰りのできる低山が楽しい。

今回は阿武隈山地の最高峰と言う大滝根山を目指しました。登山口は麓のホテル跡。まだ建物がしっかり残っていて立入禁止の張り紙が。もちろん入りませんよ。でも気になります。

そしてすぐ横には廃墟となった教会もありました。きっとホテルの結婚式で使われた教会でしょう。たくさんの結婚式がここで行われたのは間違いありません。たくさんの笑顔も今は昔。廃墟と初冬の風の冷たさが寂しさを増幅させてました。

歩き始めて約1時間30分程度で頂上に到着。頂上には確かに神社がありましたが、そこは航空自衛隊のレーダー基地でした。基地内はフェンスに囲まれていて立ち入り禁止。それに監視カメラも。

こう言えば、東日本大震災の福島原発が爆発したときの映像は、ここの監視カメラのものだったんですね。フェンス越しに太平洋を見渡せて肉眼では確認出来なかったけど、方向的にはそちらでした。

ハイカーが目指す山の三角点は残念ながら基地内にありました。

ここで、お湯を沸かしてカップラーメンでもと思ったのですが、見晴らしは良くなく風も冷たかったのですぐさま撤退。

りの途中で見ることが出来た景色

下りは別ルートと思ったのが、ここで道迷いを起こしてしまいました。

途中、確かに分岐点らしき場所に登山口方向を指し示す案内がありましたが、どうみてもそのルートは笹薮に覆われていて道らしきものが見当たりません。そこで、今までと同じ道幅をそのまま下りました。

途中にはハシゴがかかったり鎖場が出るなどかなりの勾配を降りました。楽しい道でしたが、ふと分岐点が出てこないことに心配になりました。そこで初めてGPSで確認したところ、計画していたルートからかなり外れていることがわかりました。

ここから、先程の鎖場とハシゴの急勾配を登り返し、さっき迷った分岐点まで戻ります。結局30分のロスをしてしまいました。まさか本来のルートはこの笹薮をかき分けるなんて!

最後には無事に登りのルートに合流し一息つくことが出来ました。

下山後、車で仙台平と言う場所へ寄り道。

すると何と言う絶景!この景色を見て疲れが吹き飛びました。今日もいい登山が出来ました。

まさに絶景、これだから山登りはやめられない

初めての秋田駒ケ岳〜お天気に恵まれて最高の登山(秋田県仙北市)

下山途中で阿弥陀沼と避難小屋、そして秋田駒ケ岳

いつかは登ってみたい山のリストに、随分前から書き込んでいたもののなかなか行く機会がなくて行けずじまい。

秋の紅葉シーズンまで八合目の登山口へのマイカー規制があるため少し躊躇してました。それが、天気予報と天気図を見たら週末晴天予報、それとマイカー規制が解除されて車で行ける初めての週末と重なったことから、これは絶好のチャンス!

急遽行ってまいりました。2024年10月26日から27日です。25日の夜に仙台を出発し途中で車中泊、登山口駐車場についたのが26日朝8時ころとなりました。駐車場にはすでに半分くらいの車が止まっていて、やはり人気の高さが伺えますね。

そこから新道と呼ばれる登山道を阿弥陀沼まで登り、初めに男岳へ。すでに登山道からは眼下の田沢湖や山々が見えていたのですが頂上からは更にぐるっと見渡せる景色。そこに約1時間ほど滞在して次のピーク秋田駒ケ岳(男女岳)へ向かいます。

一旦阿弥陀沼へ下るのですが、ここもきれいな良い場所。避難小屋にもお邪魔しました。二階建ての小屋の二階はとてもきれいに保たれていて、いつか泊まってみたい!と心に誓いました。頂上から沈む夕日と朝のご来光が楽しめそうです。

そして、目的の秋田駒ケ岳頂上へ。

さすが秋田県の最高峰だけあります。360度見渡せる絶景が待っていました。八幡平の向こうには八甲田連邦、左へ岩木山と白神山地の山々、森吉山、眼下に田沢湖と角館と大仙市市街地、更に奥には大きな鳥海山、その遠くには月山、左に栗駒山、左の遠くには根室山、そして眼下に盛岡市街地のビル街と早池峰山、最後に岩手山、とほとんど登った山々が見渡せすごく楽しめました。

この景色を見るだけで来た甲斐がありました。山に登るたびにきれいな景色と地球の大きさを知ることが出来ます。

さて、次はどの山に登ろうかな?

登山の後は温泉に入ってそのまま沈む夕日を眺めてました

念願かなって立山登山〜頂上からの展望が素晴らしい(富山県立山)

念願かなって北アルプスの立山(室堂)に到着

昨年から計画していた北アルプスの立山に来ました。

ここは登山口にある室堂、駅から出るとすでにそこはアルプスです。明日はあの山を登ります。とりあえず今日は雷鳥沢キャンプ場に一泊なのでキャンプ場を目指します。

明日はキャンプ場から反時計回りで縦走

キャンプ場に着いてテントを張ったら明日の登山のために早めに就寝。頂上は雲に隠れていますが明日晴れてくれないかな?

富士ノ折立へ向かう峰ですでにこの絶景

天気予報通り朝から晴天で山が見えます。朝6時45分にテント場から登頂開始。

1つ目の山の途中から見た室堂平です。昨日ついた駅があるか遠くに見えます。また、向こうには日本海と能登半島まで見渡せました。

1つ目の富士ノ折立に登頂

やっと1つ目の富士ノ折立に登頂。

素晴らしい絶景です。360度山々と雲海。すでに遠くに富士山も見えました。

次はあの赤い屋根のある大汝山です。

次に目指すのは大汝山

へとへとになりながらも無事大汝山に登頂!やったー!

ついに3000mを超えました!人生始めての3000mの山です、いや〜、素晴らしい景色。

この景色を忘れたくなくて随分と長く停滞しました。

ついに3000mを超えました!やったー!

足元には昨日歩いて渡った黒部ダムが。

眼下には黒部ダム

そして最後は雄山に到着、ここも3000mを超える高さ。ちょうどお昼を過ぎた頃なので休憩していたら一瞬で雲の中に。

天候がこれ以上悪くなる前に、十分景色も堪能したので長居はしないで下山を開始しました。

最後は雄山に登頂

キャンプ場に戻ったのは15時を過ぎていました。流石に疲れました。この日は、夕食も食べずにそのまま寝ることに。

明日は立山を見ながらキャンプで過ごすので、下からの景色は明日のお楽しみに。

三日目は終日紅葉を見ながらキャンプして過ごします

昨日早く寝たおかげで日の出前に目が覚め日の出を待っていました。テント場からはまだ暗いうちから登山に向かう人も、登山道にはヘッドランプの明かりもちらほら。

三日目はキャンプ場で過ごすのでゆっくりとした朝を迎えました。そういえば立山は紅葉が始まっているとの情報でしたので紅葉も楽しめることができました。

午前中はテント場の近くの雷鳥沢ヒュッテに行き温泉に入り昨日の汗を流しました。とってもいい温泉でした。

午後はテント場を散策したりしてのんびり。夕方には紅葉に夕日が染まりきれいなアーベントロートが見ることができました。

明日は黒部ダムを観光して下山します。

3泊4日の登山でしたが、初めての立山で興奮した他に山頂から見た景色が綺麗で忘れられません。

とても良い思い出ができました。

初めての猫魔ヶ岳〜猫石(福島県裏磐梯)

こんにちは、染井吉野です。

本格的な夏を前に登ってみたかった猫魔ヶ岳を目指しました。向かったのは6月15日です。

八方台の駐車場に着いた頃にはすでに満車。それでも朝一番で登った人はそろそろ下山で返ってくる頃と思い、空くのを待っていたら運良く10分程度で停めることができました。

早速登山の準備をしていざ出発。満車の駐車場が嘘のように猫魔ヶ岳への登山道には人がいません。そうです、大抵の方は磐梯山を目指していrんですね。磐梯山は昨年登りましたので今回はこちらを登りたかったんです。頂上からは磐梯山と猪苗代湖が見えるはず。

こちらは比較的登りやすくハイキング気分で樹林帯を抜けていきました。無風のときは暑かったのですが稜線歩きではちょうどよい風。道中展望はありません。そして残り500mの標識からが本格的な登山となりました。

頂上の手前でやっと磐梯山と猪苗代湖が見えます。過ぎるとあっという間に猫魔ヶ岳の頂上に到着。

猫魔ヶ岳からの眺望

こちらも猪苗代湖の展望はとても良いです。裏磐梯の湖も見えます。ちょっぴり高い磐梯山も横に鎮座してます。

天気にも恵まれたのでこの絶景を1時間ほど楽しんでちょっと先の猫石へ行ってみました。

猫石は大きな岩がありこちらが山の頂上っぽい感じでなかなか良かった。そして何よりも眼下に雄国沼が広がっていました。遊歩道も避難小屋も見えこちらも歩いてみたい衝動に駆られてしまい、次回はこの避難小屋で1泊するつもりです。

次回は雄国沼を歩きたいです

こちらも清々しい景色、絶景を楽しんで下山開始。車に戻った頃には14時を過ぎていました。本当に楽しい登山となりました。

二度目の八幡平〜避難小屋泊(岩手県八幡平)

こんにちは、染井吉野です。

テレビのニュースで今年も八幡平のドラゴンアイが開眼したと報じられてました。なんでも雪が少なかったので例年よりも早まったのだとか。

それなら行かなければなりません。なぜなら、昨年のドラゴンアイは初日が雲の中で折角のハイキングも残念な結果に。
天気予報では週末晴天!これなら昨年のリベンジが期待できそう。

向かったのは2024年5月25日です。

八幡平アスピーテラインの頂上駐車場に着いた頃にはあいにくガスが出てました。しかも風が強くとっても寒い。木の枝には樹氷が。
この天気では歩いても楽しくありません。天候の回復を待って2時間ほど車の中で待機。案の定天気が回復しました。

そこから歩き始めてドラゴンアイを見ながら八幡平頂上の展望台へ。その後八幡沼を見下ろす展望台を経由し、昨年お世話になった避難小屋に到着しました。

この間、晴天の山歩きが楽しくて楽しくて。そして、沼のほとりに立つ小屋に着いた頃にはテンションマックスです。
今年は小屋のデッキから八幡沼がにおろせます。

こんな大自然の中にぽつんと立つ小屋に泊まれるなんて嬉しくてしょうがありません。

夕日も綺麗だったし、夜、外に出てみるとお月さんが出ていて八幡沼に写っていました。そして空の星。翌朝はご来光も見えて思い残すことなく自然を楽しむことができました。

翌日は近くの畚岳(もっこだけ)に登り、藤七温泉の露天風呂に入りました。

八幡平避難小屋
こんな景色に溶け込んだ避難小屋泊は夢のようでした